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当法人活動継続の決議について

2月23日、定時社員総会において、特定非営利活動法人屋久島うみがめ館は活動を継続する旨の討議を行いました。 その結果、下記の1と2の理由によって継続を決定いたしましたことを告知いたします。 今後とも、皆様方の温かいご指導とご支援を引き続き宜しくお願いいたします。

  1. 当法人が解散した場合、ウミガメの保護と調査が後退し、将来、ウミガメの減少に繋がっていくことが判明しました。
  2. 屋久島町が、エコツーリズム推進法、地域自然資産法によりウミガメの調査と保護前提に観察会を取りまとめておりました。現在、環境省が事務局として行っている組織を白紙に戻し、2020年に町を事務局とした新たな組織作りをするために当法人が必要(調査・保護・啓発・観察会スタッフの研修等)とのことで、継続依頼の申し出がありました。また、新たな組織で得た資金の一部を当法人の調査・保護活動の運営資金に充てることも約束しました。 当法人が、新組織に果たす役割は非常に大きいとのことで、新組織に加担することになりました。
    しかし、町の政策が大幅に遅れ、2019年から前倒しで、町の指導の元、ウミガメの調査と保護を前提にしたウミガメ観察会を行う予定でしたが、残念ながら遂行することはできなくなりました。しかし、2020年から予定しているエコツーリズム推進法による法的な組織作りは、予定通り遂行する旨を屋久島町は約束しました。

特定非営利活動法人 屋久島うみがめ館
代表 日髙 俊郎



補 足

上記理由によって継続を決定しましたが、その結果、2019年度に当法人の調査・保護に充当される予定だった費用がなくなり、運営資金が足りなくなりました。人材は揃ったのですが、来年度は資金不足で解散する可能性も出てきました。
当法人としては、ウミガメ保護のことを考えると解散するわけにもいかず運営資金を確保するためにクラウドファンディングを開始しました。
また、資金確保のために、今まで行わなかった産卵シーズンのウミガメ観察会を計画しました。更に従来行ってきた、保護した子ガメの放流会、1日体験ボランティア・会員の加入をより一層充実したものになるようにしていきます。前途多難な状況は変わりませんが、継続に向けて努力をしていく所存です。
皆様方のご協力をよろしくお願いします。


定時社員総会 決議書 20190223 ダウンロード
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「ウミガメ、屋久島へ上陸間近!産卵期の砂浜守り新たな命を大海へ」

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ウミガメ、屋久島へ上陸間近!産卵期の砂浜守り新たな命を大海へ
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