自然と動物の共生を願って書き始めた「花子」、ウミガメを通し自然の優しさと厳しさ、更に我々人類がかかわっている現実とファンタスティックも交えて書いてきました。登場してきた動物名は全て調査保護活動に参加したボランティアの名前からいただきました。花子がこのままカメ木にもたれて死んでしまうのか、それとももっと生きて子孫を増やしていくのか、皆様の想像にお任せします…。

                         大牟田(おおむた) かずよし

 うみがめ花子が始まり、イラストを担当してから14年。大牟田さん、お疲れさまでした。そして全国の花子ファン(いるよね?)の皆様、ありがとうございました。HPを見返してみると、花子ちゃんのイラストのタッチも変化して、初期の作品を見るのが恥ずかしいですね。
 14年間の間に、屋久島もウミガメを取り巻く状況も、うみがめ館もカメハウスもずいぶん変わってしまいました。一緒に活動したカメ仲間の中には母親になった人もいるし、旅立ってしまった人もいます。変わらないのは、いなか浜の波の音と、満天の星空と、故郷の浜に命を残す母の想いだけかもしれません。
 私自身、最近は長期の休みが取れると東北へ行ってしまうので、なかなか屋久島に行くことができませんが、これからもずっと、たくさんのボランティアが活動できる環境と、花子の子どもたちが帰ってこれる、美しい砂浜が残っていることを願っています。

                          熊澤(くまざわ) ひでとし
 
 HOME
うみがめ花子



Copyright (C) 2013Yakushima Umigame-kan NPO. All rights reserved

HOME 花子TOP

おわりに