子ガメ孵化期調査

目的

孵化調査

浜の地区ごとに産卵巣のデータ(ふ化率や無事に海へ帰った子ガメの数)などを調査することで、どのような環境にどのような影響があるのかを調べることができます。近年、産み落とされた卵の内、無事にふ化して海に帰っていくことのできた子ガメの割合は4割程と非常に低いことが調査によって分かりました。また、巣穴に取り残されている子ガメは、1匹の力では脱出することができず将来死んでしまう子ガメで、ふ化調査によって保護することもできます。

ふ化調査

ふ化調査は、子ガメ脱出後の巣穴を掘り返し、その中の卵の殻やふ化していない卵、地中の子ガメなどを数え、子ガメがどれだけふ化し、脱出して海に帰って行ったかを調べます。

ご協力していただけること

調査員より説明を受ける参加者

ご参加いただいた皆様には、調査員と一緒にふ化調査を行っていただきます。初めは調査員から調査方法を教わりながら、巣穴を調査します。慣れてきたら、自分で巣穴を掘り返し、卵の分類を調査員とともに行います。一つでも多くの巣穴を調査することにより多くの子ガメの命が助かります。

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